今や夫婦の三組に一組が離婚している時代と言われており、離婚など珍しくもない問題になってきてはいますが、それは若い世代のことであって、熟年離婚が増加している背景には、熟年者のさらに上世代では一度婚姻関係を築いた者同士が別れるなどということは恥という時代でもあったため、親を悲しませたくないからとひたすら我慢した結果、亡くなったタイミングで離婚へ至るというケースも増えているようなのです。長年夫婦として生活している間に、夫に対して不平不満が蓄積し、別れるタイミングを見計らっているという奥様は、男性が考えている以上に多いと言えます。妻を家政婦や所有物のように扱っていた男性などは、さて定年で家でゆっくりしようなどという甘い考えでは、思いもかけない逆襲が待ち受けているといっても良いでしょう。外で働いているからと家庭を顧みることもしなかった行為は、必ずしっぺ返しとして帰ってきます。自分の家と思っていても、家庭は女性がいてこそ回り、人が集まるものなのです。奥様をしいたげていた報いは子供にも十分伝わっているといっても良いでしょう。家で絶対的に強いのは妻であり母です。子育てや家事など手伝えなくても、感謝の言葉を伝えていれば、幸せな老後が送れるものです。