» 熟年離婚のブログ記事

人は結婚するときには誰でも幸せな結婚生活を思い描き結婚します。数年もすれば落ち着き、子供に恵まれ通常の夫婦関係に親としての立場が新しく加わり、2人の関係も少しずつ変化しながら結婚生活は続きます。しかし、子供が成人したあと、ちょうど夫が定年退職を迎えるあたりで離婚を切り出す妻が非常に多いのです。旦那さんは定年退職すると家にこもりがちになる人が少なくありません。特に仕事一筋でこれといった趣味もない人は出かける用事もなく、奥さんにべったりというケースも珍しくないのです。奥さんの方としては、これまで会社勤めで家にいなかった旦那さんが在宅するようになることで食事作りや細々とした雑務が生まれるようになり、ストレスを感じる人が多いのです。ところが旦那さんの方は自分が在宅することが奥さんの負担になっているなんて思いもせず、あれこれと頼みごとをして甘えたりする傾向が見られます。奥さんの本音としては自分の身の回りのことは自分でやってほしい、自分の生活のペースを崩さないでほしいと考えている人が大半です。子供が手を離れた後は習い事や趣味仲間との時間を楽しんでいる奥さんも多く、旦那の昼食を作りに出先から家に戻ったりなど、余計な家事をしなければならないことがストレスなのです。

夫婦にはいろいろな形がありますが、一般的に男性が外で仕事をし、女性が家庭を守るという役割分担は、共働きの家庭が増えているとはいえあまり変化はないようです。特に今定年を迎えておられる年代の男性では、この考えに固執されている方が多く、家の中のことはすべて妻に任せっきりという自立しない夫も多いようです。長年仕事を頑張ってきたから当然と言わんばかりに、定年後でも時間があるにもかかわらずすべての世話を妻に任せ、妻を開放しない夫も少なくはないようです。これが熟年離婚を増加させる原因の主たるもので、妻はパートナーであって自分の母親ではないという自覚が必要です。とかく男性はこのあたりの線引きが苦手で、勘違いをしている方は非常に多いです。子供が生まれ自分への関心が薄れたと駄々をこねる夫も珍しくはなく、育児や家事に加え何かと忙しい妻に、自分の面倒も第一優先で見てくれという馬鹿げた男も、驚くことに現代でも多いのです。妻はあくまでも人生を協力し合い、色濃いものに仕上げていくパートナーなのです。妻に甘えてばかりで自分本位の考えばかり押し付けていると、予想だにしなかった悲しい老後を送らなければならない羽目に陥ります。

子供の頃、やりたいことがあるのに親に止められたことはありませんか。「小学校に入るまで我慢しなさい」と。そしてこの理屈は延々と続きます。「高校を卒業するまで」「大学を卒業するまで」「就職するまで」「結婚するまで」「子供が生まれるまで」と。この種の我慢の連続は、一体どこまで続くのでしょうか。本来はやりたいことは制限せずにやる方が可能性が広まって良い場合も多いはずです。しかし事情は人それぞれですから、一概に言うことはできません。

ところで定年離婚という言葉があります。夫のリタイアを期に、退職金を慰謝料の原資とし、離婚するのです。この場合、妻は先のたとえからすると、最後の最後まで耐えたことになります。とすれば当然、最後の最後に正当な権利を行使しようとしていることにならざるを得ません。

しかし一般的に夫の側は、一家を長年支えてきたという自負があります。従って妻がそのようなことを考えているとは思いもよらず、離婚話はまさに青天の霹靂です。一家を支えてきたのは彼女の力が非常に大きいという事実を忘れているのです。お互いに一家を支えながらも双方の違いは、会社から給料をもらっていたということと、彼女が家庭を守る為に働いてきたすべては無償労働だったことの違いでしかありません。とすれば一家を支えてきたのは俺だという自負は、独りよがりあるいは甘えでしかないのです。もしこの独りよがり・甘えがなければ、パートナーの働きに対して相応の誠意を示して感謝する生活であったはずなのです。

今や夫婦の三組に一組が離婚している時代と言われており、離婚など珍しくもない問題になってきてはいますが、それは若い世代のことであって、熟年離婚が増加している背景には、熟年者のさらに上世代では一度婚姻関係を築いた者同士が別れるなどということは恥という時代でもあったため、親を悲しませたくないからとひたすら我慢した結果、亡くなったタイミングで離婚へ至るというケースも増えているようなのです。長年夫婦として生活している間に、夫に対して不平不満が蓄積し、別れるタイミングを見計らっているという奥様は、男性が考えている以上に多いと言えます。妻を家政婦や所有物のように扱っていた男性などは、さて定年で家でゆっくりしようなどという甘い考えでは、思いもかけない逆襲が待ち受けているといっても良いでしょう。外で働いているからと家庭を顧みることもしなかった行為は、必ずしっぺ返しとして帰ってきます。自分の家と思っていても、家庭は女性がいてこそ回り、人が集まるものなのです。奥様をしいたげていた報いは子供にも十分伝わっているといっても良いでしょう。家で絶対的に強いのは妻であり母です。子育てや家事など手伝えなくても、感謝の言葉を伝えていれば、幸せな老後が送れるものです。

結婚したばかりの頃は、夫婦ともに仲良しであることがめずらしくありません。好きな人と一緒に結婚することができたら、幸せを感じるという人がたくさんいるのです。結婚をするという夢を叶えることができ、新居での生活を楽しんでいるという人は少なくありません。夫婦で暮らし始め、時間が経てば、子供をもうけるという夫婦もたくさんいます。子供が順調に成長していき、家庭の幸せを築いているという人は多くいるのです。しかし、子育てが落ち着き、夫婦が共に年を重ねるにつれて、お互いの嫌なところが見え始めるというケースも少なくありません。お互いの嫌なところばかりが目につくようになり、口論を重ねることが多くなるという夫婦もめずらしくありません。口論ばかりしていて、夫婦がお互いに疲れてしまうという人も多くいるのです。そのような夫婦の間では、熟年離婚をするという場合もしばしばあります。熟年離婚を経験した人の間では、若い頃には周囲の目が気になって、パートナーと別れられなかったという人も少なくありません。しかし、年齢を重ねてからは、世間体が気にならなくなり、離婚に踏み切れたという人も多くいるのです。年齢を重ねてから離婚をする夫婦はめずらしくないのです。

結婚をして何事もなく何十年が経過していき、仕事を定年退職をした時には、妻と二人でのんびり暮らしていこうという風に思って生活をしている人もいるでしょう。
ですので、定年になる日を楽しみにしている人も多いものです。
しかし、そんな思いは夫だけが持っているという場合もあります。
妻としては、夫が定年退職した後に、夫婦二人で一日中一緒にいる事が考えられないという人がいます。
今まで夫がいない時間は自由に暮らしてきたというのに、夫が退職をして一日中家にいるという事になれば、自分は好きな事も出来なくなってしまうからです。
ですので、そんな状況が嫌で熟年離婚をする人が増えてきています。
もしも妻の周りでそういった熟年離婚をする人が増えていれば、一人で気ままに暮らしている友人たちをうらやましく思うようになるでしょう。
そんな友人たちの自由な生活に触発されて、妻から離婚を切り出されてしまうケースがあります。
ですので、夫も油断はしていられません。
高齢になってから離婚をされては大変です。
老後を夫婦二人で老後を楽しみたいと思っているのであれば、妻が離婚という言葉を口に出さないような、満足のいく暮らしをさせてあげるようにしなくてはならないでしょう。

子供の独立のタイミングで熟年離婚をする方もいらっしゃいます。
大体は妻のほうから持ち出すことが多いのですが、厳密にいえば単なるタイミングであり、子どもが独り立ちしたことが原因で離婚をするのではありません。
実際のところはその何年も前、いや何十年も前からいずれは離婚したいと考えていることが多く、その時はまだ子供が小さいからということで我慢して離婚をせずに夫婦を続けていたのです。
離婚してしまいますと子どもの教育費が少なくなってしまったり少なからず影響が出てしまいます。
子どもが完全に独り立ちしてもう教育が必要でなくなればもう自分が離婚をしても問題はありません。
ちなみに子どもが独り立ち擦るというのは子どもが一人暮らしをしたときではなく就職が決まった時ということが多いのです。
もう子どもも大人になってしまえば親権争いなどをする必要もありません。
今までは子どものために我慢して生きてきたという方ももう子どもが大きくなれば自分の好きなように生きたいという方が多いのです。
このようにならないようにするためには夫は常に妻の気持ちの変化に気が付かなければいけません。
猶予期間の時に夫が自分の欠点をなくせば離婚を免れられます。

熟年離婚の原因として義両親への介護疲れというものがあります。以前の社会は男性が働き、女性が主婦として家のことを行うという考え方が一般的でした。そのため、男性の中には義両親の介護も妻の仕事として任せきりにしてしまっていることがあります。あくまでも妻は義理の両親であることを忘れてはいけません。よほどの人間関係ができていない限りは、自分の両親のように献身的に介護を行うことは難しいのです。最近では女性も社会進出するようになり、自分の親の介護を行うのも難しい状況になっているくらいです。夫は妻の大変さを理解し、協力する姿勢が必要になります。介護は思っている以上に大変な作業です。身体機能が弱り、自分で動作を行えない場合には、動作を介助してあげなければなりません。女性にとっては非常に重労働です。また、認知症などがある場合には徘徊などの恐れから目をはなすことが出来ず、妻は気が休まることがありません。このような事態を防ぐためには、夫が理解と感謝をしっかりと示すことです。出来るところは介護を手伝うようにします。また、出来るだけ介護保険サービスを利用するようにし、妻の負担を軽減してあげることが必要です。デイサービスなどを利用すれば日中は施設が介護を行ってくれるので、妻も自由な時間を持てるようになります。

最近よくあちこちで耳にするようになている熟年離婚、一般的に妻側から切り出される夫が多く、青天の霹靂とばかり驚愕し一気に老け込んでしまう男性も少なくはないようです。よく言われていることですが、配偶者に先立たれた妻はその後生き生きと長生きするけれども、妻に先立たれた男性は寿命が縮まるという統計が出ているようです。共に白髪の生えるまでと思っているのは自分だけで、それは長年にわたり妻をいたわり感謝してこなかったことへの報いなのです。男性は家のことは妻が守るものとばかりに、子供のこともすべて任せっきりで仕事だけしてきたという方も多く、何度も助けて欲しい局面を迎えたけれども一人で乗り切ってきたという女性も多いようです。子供もこういった場合は大方母親の味方で、父親だけ孤立してしまっている家庭も多いようです。妻は家政婦ではなく、人生を共に歩くパートナーなのです。ましてや自分の母親ではありません。元は血のつながりのない他人なので、相手に対する思いやりや気遣いは本当に大切です。家庭は女性がいるからこそ周り、そして人が集まってくるものです。老後を子供や孫に囲まれた楽しいものにしたいのであれば、妻を大切に扱うことが肝心です。